都営バスの概略
都営バスの概略
東京都交通局ブルーリボンシティハイブリッド

一般の人に都営バスを説明するために作成した資料を一部改変して掲載します。
内容としては都営バスについてのさわりのさわりですが……。


I. 都営バスとは

 東京都交通局が運営し、バス事業としては主に東京23区内と青梅地区において路線バスを運行している。

II. 都営バスの乗り方

 23区内は前乗り中降り、運賃前払い。一部の系統を除いて200円(子供100円)均一。
運賃支払いにはバス共通カードやSUICA、PASMOが利用できる。

III. 主な乗車券・割引制度

・都バス一日乗車券
500円で23区内の都営バスに一日中乗り放題。車内や営業所、定期券発売所で発売。
SUICAやPASMOを一日乗車券にすることも可能。

・都営まるごときっぷ
700円で都営バスのほか都営地下鉄、都電、日暮里・舎人ライナーに1日に限り乗り降り自由となる。
上記の一日乗車券と違い青梅地区でも利用可能。営業所や都営地下鉄の駅で発売。

・東京フリーきっぷ
1,580円で都営の交通機関の他東京メトロや23区内のJRの路線が1日乗り放題となる。

・乗継割引
SUICAやPASMOで都営バスに乗車する場合、90分以内に乗り継ぐと2回目に乗り継いだバスの運賃が半額となる(つまり合計で300円)。
磁気式の『乗継割引カード』も発売しており、こちらは乗り継ぐごとに100円割引となる。

・定期券
区間や氏名の指定がないため、好きな場所で好きなように複数人で使い回すことができる。
また、定期券を持参した人が同伴する家族は土日祝日に限り半額で乗車可能。

W. お勧めの系統(23区内)

・都01系統 渋谷駅〜新橋駅
都営バスの花形路線。六本木ヒルズや東京ミッドタウン、霞ヶ関、虎ノ門など都心の繁華街やオフィス街を颯爽と走る。

・虹01系統 浜松町駅〜東京ビッグサイト・国際展示場駅
レインボーブリッジを渡る。りんかい線やゆりかもめよりも安い。

 ・S-1系統 東京駅北口〜都営両国駅
観光路線。途中秋葉原や上野、かっぱ橋、浅草を経由する。

・都03系統 四谷駅〜晴海埠頭
途中勝鬨橋や銀座、桜田門、三宅坂を経由する。

・王45系統 王子駅〜北千住駅
ひたすら荒川の土手の上を走る。

X. その他

・『みんくる』と呼ばれるマスコットキャラクターがいる。
・都営バスの路線図(みんくるガイド)は営業所や定期券発売所で配布。
・都営バスの時刻表や運行状況はパソコン・携帯電話から確認できる。
・先日『るるぶ情報版 東京 都バスで散歩』が発売された。都営バスを活用した都内の散策について記載されている。